津軽系 小島利夏工人作  雪国津軽地方伝統独楽 "ずぐり" 好評販売中のお知らせ!

最終更新:2025年12月28日(日)

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津軽系 小島利夏工人作 
ずぐり独楽 ~雪国津軽伝統の独楽~
 


雪国津軽地方特有の独楽(こま) 『 ずぐり 』
ワラ縄で回し、床の上以外に雪の上でも回せるように“立ち子”と呼ばれる軸の部分が通常の独楽より太くなっており、中はすり鉢状で色鮮やかなロクロ柄などが描かれていることが特徴の雪国津軽地方の伝統の独楽!

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近年、全国的に使用されている小学校3年生の国語の教科書でも紹介されている作品で、津軽地方では冬の小学校行事や、地区の雪まつりイベント等、当店tsuN'agaruや津軽こけし館がある青森県黒石市では2月に全日本ずぐり回し選手権大会が開催されており、現代でもおじいちゃん、お父さん、お子さま、3世代にわたり親しまれている独楽です!




【料金】

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3寸カブずぐり 2,790円 /2.5寸カブずぐり 2,300円



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3寸皿ずぐり 2,790円 /2.5寸皿ずぐり 2,300円

※別売り /2.5寸~3寸ずぐりまわし用 わら縄300円/ロープ190円


こけし工房tsuN'agaruにて販売中、お電話やメールでのご注文/配送も承り中です。

こけし工房tsuN'agaru
〒036-0412 青森県黒石市袋富山65-1 津軽伝承工芸館内 第7工房
電話:0172-55-0042
FAX:0172-54-0072
メール:kokeshi_tsuhan@yahoo.co.jp

その他、こけし工房tsuN'agaru HP WEBショップ でも販売中です!



【ずぐりについて】

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※左がカブ型ずぐり、右が皿型ずぐり

ずぐり独楽の形状は主に2種類あり、かぶずぐりと呼ばれる野菜のカブのような丸みがあるタイプ。皿ずぐりと呼ばれるカブずぐりに比べてエッジがあるお皿型のタイプがあり、その他、変わり種として、2段になっているタイプや巨大なサイズ等のずぐり独楽等もございます。
また、大枠ではカブ型、皿型に近い形状になりますが、作り手の工人毎にこだわりやアレンジが加えられており、作り手によってかぶずぐり、さらずぐりでもそれぞれ形状や柄等違ったります。

かぶずぐりと皿ずぐりですが、どちらが良く回る、どちらが定番の型という訳では無く、自分で回す際にどちらが手にフィットして回しやすいかなど個人差がありますので、はじめてご購入頂く方は、お好きな見た目の型、持ってみた感触、ご自身で使っていく上で使いやすそうな型をお求めになるのが良いかと思います。

こけし工房tsuN'agaruでは2.5寸サイズ(独楽の直径約7.5㎝) /3寸サイズ(独楽の直径約9㎝) の2種類の取り扱いがありますので、お好みの方をお選び下さい。
※小学校低学年の子は個人差はありますが、手の大きさや長さの都合で2.5寸サイズの方が回しやすいかと思います。



【ワラ縄/ロープ】
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ずぐり独楽は、昔からワラ縄で回す風習があります。
ずぐり用のワラ縄は片側が細く、もう方側が太くなっており、紐を巻く際にずぐり独楽にしっかりと巻き付けやすい形状になっており、独楽にガッチリと巻きつけることができ、回す際も力が伝わりやすくなっております。
ただ、自然素材のため乱暴に扱ったり、使用回数が多くなってくると劣化して切れる事や、ほぐれたワラ屑が床などに飛び散る事もございます。
ワラ縄ご使用の場合は、入手できる手段が限られておりますので予備分もご購入の際にお求めになっておくのも良いと思います。

ロープは、化学繊維のため切れにくく、ワラ屑が散らばるような事はありません。
但し、太さも均一でワラ縄より滑りやすいため、ワラ縄に比べ巻きつけにくく、回す際に若干ロープが滑る場合がございます。
家庭内で回す場合や、小さなお子様が回す場合はワラ屑などが散らばらないためこちらを好んでご購入される方もおります。

また、ロープはお近くのホームセンター等で販売している手頃な太さのロープをちょうど良い長さにカットして、ほつれないように先をカラ―テープ等で留めるなどしたものでも回す事が出来ます。




【回す場所/盤コ(ばんこ)】
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ずぐりは通常の床などでも回せますが、雪国津軽地方では雪の上でも回して遊んだりします。

雪の上で回す場合は、スコップなどで雪を集め、ずぐりの側面や手袋など着用して手で、雪を固めたり、こすって磨き上げたりして、適当な高さ、適当な大きさ(20㎝~30㎝程の円/独楽が土俵に入った際徐々に中央に集まるようにすり鉢状にする)に雪を固めてアイスバーン状態の場所を作ります。

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固めた場所は津軽では「盤コ(ばんこ)」と言われ、自分で作った盤コにずぐりを上手く落とすように回します。
固めた盤コは軸の部分が埋まりにくく、摩擦が少ない事から良く回ると言われております。

また、勝負や長く回す際の重要なポイントとして、雪上では特に盤コの上に上手く独楽を載せないと、慣らしていない枠外の雪で埋もれてしまったり、雪とぶつかり摩擦ですぐに独楽が止まってしまったりして長い間回りません。
力強く回すことも大事ではありますが、力強さより「盤コの上に独楽を載せる。」コントロール重視で投げる練習から行い、盤コの上に確実に落とせることが出来たら、次にいかに力強く回すかを意識して練習すれば良いと思います。

また、雪上での勝負のため、室内で練習する際は、盤コに見立てて床に円系のお盆などを置いて、お盆のうえにずぐりを載せる練習などをすれば良いと思います。


【使用上の注意】
【ワラ縄は使い込みすると切れます】
・ワラ縄は、自然素材のため使い込むとワラくずが落ちたり、切れる場合がございます。
今現在、ワラ縄の作り手の方も少なくなってきており、片側が細く出来ている特殊な仕様のため、一般的なホームセンターなどで購入する事は出来ず、ずぐり独楽の生産地である津軽地方でもずぐり独楽用の縄が販売されているお店は非常に限られており、当店以外で販売している所は聞き覚えが無く無いかも知れません。
使用回数が多い、沢山回すことが予想される場合、または、元気な男の子などでワラ縄をふざけて使ったり乱暴に扱ってしまう可能性がある場合は、切れてしまったとき用に予備分も購入しておくことお勧め致します。

【ずぐり独楽は色落ちします】
・ずぐり独楽はお買い上げ時には、色がついている部分にロウ掛け(軽いコーティング)しており、軽く触れた程度では色が落ちないようになっておりますが、水分を含んだ布巾などで拭く、濡れた手や汗ばんだ手で触る、外で盤コを作り雪の上で遊ぶとなれば、すぐに色落ちします。
※ずぐり独楽の色はこけしを描く時と同じ染料で描いており、手に付くと色が中々落ちませんが入浴などすれば落ちます。
ただし、服や手袋に付くと染まって色が落ちませんので気を付けてお使い下さい。

ずぐり独楽で遊ぶことが多い津軽地方の方は、基本的に「ずぐりは色落ちするもの」と認識してそのまま使い続けますが、色落ちが気になる方で、自身で防水ラッカーなどをお求めして、色落ちしないように再度コーティングなどしてみた方なども過去におりましたが、防水ラッカーなどでコーティングしたものでも、長期間使いこんだり濡れたりすると徐々にコーティングは取れてしまい最終的にはやはり色が落ちてくるそうです。

改めて、昔ながらの製法で作っているため、お買い上げ時にはロウ掛けしている状態ですが、使い込むと色が落ちるものである。と認識して頂ければと思っており、黒石生まれのtsuN'agaruスタッフの筆者が小学生時代には、雪で遊んで色が落ちたずぐり独楽に自分でマジックやプラカラー等で色を付けたりして楽しんでおり、男の子は金や銀、黒などカッコよく目立つ色を付けたり、女の子は回っている際にキレイに見えるようにカラフルな柄を付けたりして、自分なりのオリジナルカラ―のずぐり独楽を作り遊んだりしておりました。
色落ちしたずぐりや、独自で色付けしたずぐりを使っている人は、一度色が落ちるまで練習/使い込んだした証でもあり、勝負する際、相手の力量などを図る基準にもなりました。




【津軽系 小島利夏 工人 と ずぐり】

津軽系こけし工人 小島 利夏(こじま りか)
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昭和54年生まれ、青森県黒石市大字袋字白澤のこけし工人小島俊幸・和子の長女に生まれる。
平成24年12月父俊幸が急逝した事がきっかけとなって、こけし作りの継承を目指す。
平成27年3月よりこけし製作の本場でもある宮城県鳴子で修行、平成28年頃より黒石市に戻り父の作業場や津軽こけし館で現在こけしやずぐり独楽などを製作活動中。


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ずぐり独楽は製作するにあたり、ロクロに材料を取り付け、カンナで曲線状に削ったり、中身をえぐる技術等が必要で、その技術はこけし作りに必要な基礎技術が詰まっていると言われており、津軽系のこけし工人の多くは修行時代ずぐりなどの独楽製作から始まり、徐々にこけし製作を始めた方が多いと言われております。

津軽系のベテラン工人の多くが製作出来ますが、現在こけしが人気で本業であるこけし製作が忙しく、製作注文が無い限りは作ったりする方が少なくなり、近年、津軽地方でも常設して販売しているお店等減少しておりました。

小島工人はこけし製作を始めてから10年ほど経過していますが、基礎の技術を今でも磨きたいとの事でずぐり独楽製作を中心に製作活動しており、一時期は津軽地方のお店から姿が消えかかっていたずぐり独楽ですが、近年こけし工房tsuN'agaruでも常設販売できるようになり、津軽地方の皆様や、学校の教科書を見てご注文頂いた方に喜ばれております。



【回し方/遊び方】
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ずぐりと回す縄またはロープを準備します。
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細い方の縄(ロープであれば片側)の先を親指で側面のエッジ部分に挟んで固定しながら、軸の部分のくぼみから順に側面に巻き付けていきます。

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縄がづれないようにガッチリと、奥から手前にグルグルと縄を巻いていきます。

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ある程度まで巻き付けたら、小指と薬指の間に縄を挟めます。

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小指と薬指で縄を挟みつつ、親指をおわんの中に入れて準備完了、上記のような形になります。

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上記のように腰を落とし、床(雪上)に対して出来る限り平行になるようにスイングして投げます。

基本は上記のように、野球のサイドスロー投手のように利き手で持ち利き手側に振りかぶって投げる方法で回しますが、その他、縄を逆に巻き、利き手と逆側の腰の位置からフリスビーを投げるように回す方法、野球のアンダースロー投手もしくはボーリングの玉を投げるように手を真後ろに振りかぶって回す方法などがあります。

どの方法でも回せますが、床や地面に対してずぐり独楽が平行に落ちるとブレずに長い時間回るとされ、床に対しナナメに落とすと独楽は回っても一定の場所にとどまらずに円を描いて回ります。
前方に投げる力だけでは無く、後ろに縄を引く事を意識して投げると回転が強くかかり良く回ります。

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平行に力強く。
投げる力と引く力のバランスを上手に回す事が出来れば、狙った場所にピンポイントでずぐりを落とす事でき、なおかつ横から見るとその場でずぐりが水平に立ち止まって静止している状態に見えます。
その立ち止まっているように見える状態は、ずぐり回り名人達から「寝る」「寝った(状態)」と呼ばれ、力強く回っている状態で地面と摩擦が少ない状態のため長い時間回るとされています。

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津軽地方ではずぐり回しの競争をする時、
「ず~ぐり まわしのキョォソー(競争)~、イチ、ニィの、サン!!」の掛け声と共にずぐり独楽を回す風習があり、黒石市で開催されている全日本ずぐり回し選手権大会では雪の上に盤コを作り、一番長い時間回っていた方が勝ち。というルールで行なっております。

その他にも、室内ではテープ等で円系の土俵を作り、ずぐりが回り終わった時に枠外でとまったら失格、回っている時に枠外に出ても最終的に止まった場所が土俵内であればOK、他の人と一斉に回して誰かとぶつかったら人同士は失格などなど。

外で遊ぶ場合、雪が積もっている場所で、よ~いドン!でそれぞれ盤コ作りからスタートして、一番早く自分で作った盤コの上で1分以上ずぐりを回したら勝ち!などなど、自分達でオリジナルルールを決めて色々な遊び方を考えてみて下さい♪


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最後に、2021年12月、その昔から地域に根差して継承されている文化や作り手のこけし工人達の技術が認められ、当工房こけし工房tsuN'agaruや津軽こけし館のある黒石市の伝統工芸品として青森県の伝統工芸品にも指定されました!


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そんな、雪国津軽地方伝統の独楽ずぐり独楽!
ぜひ皆様のご家庭でもぜひチャレンジしてみてください!



by kokeshi_tsunagaru | 2025-12-28 15:19 | tsuN'agaruからのお知らせ | Comments(0)